網膜裂孔という網膜に穴が空いて飛蚊症になったので、眼のレーザー手術を受けてきました。
12月に加齢黄斑変性の手術、1月に白内障手術を行ったばかりなのに...。
網膜裂孔で眼のレーザー手術を受けてきました
目の前で蚊が飛びまくる
網膜に穴が開くとは、最初に聞いてビックリでした。
網膜裂孔とは、何らかの原因で網膜に小さな穴があく病気です。おじさんは今までに3回も手術を行いました。
網膜裂孔を放置しておくと、そこから網膜剥離を起こして、しまいには失明するという怖い病気です。
どうも強度近視に人におきやすいという病気で、今まで左目1回、右目2回のレーザー手術を行いました。
最初は、急に目の前に黒い点がいっぱい出てきて、蚊のような小さな虫がが飛んで見えるので、眼医者に行ったのが始まりです。
蚊が飛んでいるように見えることから飛蚊症と言われてますが、レーザー手術をしたからといって飛蚊症が治るわけではありません。
網膜裂孔が網膜剥離に進めないようん、レーザーで穴の周りを焼き固めて穴が広がらないようにしているだけです。
レーザー手術をしても穴はあいたままなので、飛蚊症はそのままです。
でも人間の目は大したもので、飛蚊症もいずれは慣れと言うのか分かりませんが、蚊が飛ばなくなります。
人間がモノを見るのは眼球と脳のふたつの働きで見るようです。
眼で見たモノをそのまま伝えるのではなく、脳が一旦その画像を処理してから物が見えた状態にするようです。
実際に網膜に穴が開いていて、飛蚊症が起きているにもかかわらず、視界の中では蚊を不要なものだと判断して視界から消しているのです。
つまりいずれは飛蚊症が治ったような状態になります。
おじさんの場合も網膜裂孔が起こってすぐは、急に蚊が飛びまくりました。
しかし、レーザー手術して数日経つと徐々に蚊が減っていき、数週間後には気にならないようになるわけです。
レーザー手術はたった10分
かかりつけの眼医者の院長先生は、おじさんが過去3回も網膜裂孔になっていることから、穴を発見するとすぐに手術しましょうと提案してくれます。
病院の看板には白内障手術、レーザー手術と書いてあります。
レストランのおすすめのメニューのように、自信のある手術なんでしょうか。
まぁ、自信のある手術の方が安心して任せられるのでいいんですが、本当に手術が必要なほどの状態なんかはちょっと疑問も残るのですが。
白内障手術の時は、手術日時を事前に決めて、当日は事前検査、麻酔、手術、術後の説明などじっくりと計画的に行いました。
しかしレーザー手術は、網膜裂孔を発見してすぐその場で行いました。
事前には同意書一枚にサインしただけです。
10分程度で終わる簡単な手術ということもあるのですが、脳梗塞などと同じで、症状を発見したらすぐ処置しないと網膜剥離に進んでしまうとういことらしいです。
大事になる前にすぐ手術ということで、過去の手術も全部その場で行いました。
手術は、眼に麻酔を点眼してから、頭を器具に固定されて、眼の角膜の前に器具を付けられてはじまります。
網膜に空いた穴の周りにレーザー光線を撃って焼いていきます。
レーザーを一発撃たれる毎に「パキュン」という音が聞こえます。聞こえる気がします。
今回は穴の周りを3重でとめておきました
今まで行ったレーザー手術の網膜の写真を見せてもらいましたが、丸い粒のようなもの(レーザーで凝固した跡)で、穴の周りにきれいに囲んでいました。
しかし今回の手術は今まで以上に「パキュン、パキュン」と聞こえて、かなり多くのレーザー光線を撃っているようでした。
先生いわく、「今回は穴の周りを3重でとめておきました」
どうも穴の空いた所と穴の状態を見て、一重では危ないということで3重にしたようです。
レーザーを撃たれると、少し熱い感じがありますが、我慢できないほどの痛みはありません。
手術後すぐは軽い鈍痛の感じますが、夜には分からなくなります。
翌日には手術したことも忘れるほどです。
おじさんは、強度近視、強度乱視、加齢黄斑変性、白内障、網膜裂孔と眼の病気に好かれてるようです。