老後・シニアに役立つ事

老化防止&認知症予防対策!還暦過ぎにはギターがオススメ

おじさんは、55歳になったころから、毎週一回1時間、なんばのミュージックサロンでアコースティックギターを習っています。

40年程前、高校時代に友達と一緒にコピーバンドのようにギターを弾いていました。

高校一年生の時、はじめて買ったギターは、アルバイトをしながら貯めたお金で買いました。

たぶん当時8,000円くらいだったと思います。ヤマハのアコーステックギターでした。

もちろん、ギブソンやマーチンは当時あこがれのギターでしたが、高校生のお小遣いでは買えなかったので、なんとか手の出る国産ギターということでヤマハにしました。

40年前の8,000円ですから、高校生からするとかなり高価な買い物でした。
週に何回かは友達の家に集まり、気に入った歌を歌いながらギターを弾いていました。

歌もギターもうまくはなかったですけど、弾いている時はとても楽しかったです。

高校生ですから、他愛もない話をしながら、当時流行のフォークソングを練習しながら楽しい時間を過ごしていました。

しかし、高校を卒業して、ギターを一緒に弾いていた友達は浪人となり、自分は大学に進んだことで、なかなかギターを一緒に弾く機会がなくなり、それ以降はギターを押し入れに入れたままになってしまいました。

guitar

自分も結婚し子供も生まれ、仕事の忙しい日々を過ごしてきて、まったくギターのことを忘れていました。

55才になった頃、子供も手が離れ、独立して始めた仕事も一段落して、心の余裕が生まれたのか、もう一度ギターを始めたいと思うようになりました。

きっかけは、心斎橋の長堀橋地下街を歩いていた時に、ヤマハミュージックサロンのデモ演奏を見たことです。

高校生の頃、夏休みに毎日のように友達とギターを弾いて過ごしていた楽しかった日々を思い出しました。

もう一度ギターを弾いてみたい。

今なら一人でもギターを練習することはできるし、練習方法はユーチューブなどを見ればいくらでも知りたいことを知ることができます。

でもギターを弾くなら、一人でもくもくと練習するだけではなく、同じ趣味の仲間と一緒に音楽を楽しみたいと思いました。

また、きちんと先生に基礎から勉強したいし、音楽教室の発表会などで練習の成果を試してみたいなどを考えて、ギター教室に入ることにしました。

やはりギター教室には、自分と同じように、若いころにギターを弾いていてけれど、仕事も落ち着いたので、もう一度ギターを初めてみたいといった人たちが来ていました。

そういった人たちと、一緒にギターを演奏するのはとても楽しいし、少しずつスキルも上がり練習の成果が見えるのもうれしいものです。

音楽教室には、アコーステックギター以外に、ピアノ、トランペット、ドラムなど様々な楽器があります。

高校生の頃に弾いていたから、迷わずアコーステックギターを選びましたが、他の人はギター教室以外に、ウクレレやトランペットなど、複数を掛け持ちしている人もいます。

楽器を演奏していると、他の楽器も演奏してみたくなる気持ちが分かります。

ギター教室に入るメリット

  • 基礎から演奏・知識が学べる
  • 仲間と一緒に演奏できる
  • 自分の仕事・地域以外の人たちと交流できる

基礎から演奏・知識が学べる

高校生の頃のギター演奏は、弾きたい曲のコードを覚えて、それを見よう見まねでかき鳴らすだけの演奏でした。

しかし、本来は、譜面をみて、それに沿って演奏します。

ギター用のTAB譜であったり、譜面に記載されてる色々な符号を見ながら演奏します。

それらの見方や演奏の仕方、練習方法など、きちんと基礎を教えてくれるので、演奏の幅が広がったりします。

参考:アコースティクギターを弾いてみよう!

仲間と一緒に演奏できる

アコーステックギターは一人でも演奏できて、練習も一人でできます。
しかし、同じギターを習う仲間と一緒に練習することで、刺激しあったりすることもできます。

自分の仕事・地域以外の人たちと交流できる

趣味の仲間なので、利害関係なしに一緒に楽しむことができます。
自分の仕事や地元とは関係のない人たちと交流を持つことで新しい発見や刺激を受けることができます。

アコーステックギターのメリット

  • 老化防止、ボケ防止

音楽や楽器の演奏には、脳や心にいい影響があるようです。
最近の脳科学の研究でも楽器の演奏には老化を遅らせたり、認知症の予防に効果があるようなことが明らかになっているようです。

参考:楽器を演奏していると老化が遅くなることが明らかに
https://gigazine.net/news/20110514-musical-instrument-keep-people-young/

まぁ、確かにアコーステックギターの演奏は認知症予防に効果がありそうです。

譜面を見ながら、足で拍子をとりながら、必要な左手の指で6本の弦を押さえて、右手の指やピックで弦をはじきながら、歌を歌う。

一曲の間にこの作業を途切れなく行うわけです。

慣れた人なら簡単に見える演奏も、最初はこの曲芸のような作業ができるのかと思ってしまうほど複雑な動きを行います。

右手、左手、足、そして脳をかなり使います。認知症になっているヒマがないでしょう。

スポーツは体を鍛えますが、楽器の演奏は脳を鍛えると言っていいでしょう。

年がいった人こそ楽器の演奏をした方がいいと思いますね。

それと、これはオマケのようですが、アコーステックギターは、ちょっとした資産になるかも知れません。

例えば、新車で200万円の軽自動車なら5年も経つと二束三文です。下取りに出すならいくらか値段を付けてくれるかも知れません。

ほとんど車は新車買って5年以上乗れば、資産価値はありません。

しかし、マーチンやギブソンなどの人気アコーステックギターなら、5年経っても0円になることはありません。

例え、何十年後に自分が死んだあと、処分するにしても、ビンテージギターを扱う店に売りに行けば、いくらかの値段をつけてもらえるはずです。

まぁこれはちょっと高価なギターを買うための言い訳かも知れませんが。

音楽には、心と身体をリラックスさせる効果があります。
それとギターの演奏には脳と指先を使うことで老化防止、認知症予防にも効果があると思います。

還暦を過ぎた人こそ楽器を演奏して、音楽を楽しむことが大事ですね。

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